WP開発用テーマ_s(underscores)導入時に出る3つの初期エラーの回避方法

 
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WordPress開発用テーマである_s(underscores)を有効化してThemeCheckを実行した時に出る初期エラーの回避方法をご紹介します。

現在_sを利用し公式ディレクトリテーマを目指しテーマ開発を行っているのですが、公式テーマと言えばThemeCheckでのエラーチェックは基本的なこととなっています。ということで_s導入時に即チェックを行ったわけですが、しっかりと3つの警告と必須項目がエラーとして表示されていたのでまずはそのエラーの説明と回避方法。

style.cssのtag表示のエラー

  • 警告: 間違ったタグが見つかりました。style.css のヘッダーから を取り除いてください。

これはstyle.cssの上部テーマ説明部のtag項目に間違いがありますよという警告のようでしたので、以下の部分を削除して解決。

隠しファイルがあるというエラー

  • 警告: .jscsrc .jshintignore 隠しファイルもしくは隠しフォルダ が見つかりました。

これはテーマフォルダ内に.jscsrcというファイルと.jshintignoreというファイルが隠しファイルとして存在しているので削除しましょうという警告のよう。

ただwindows標準であればこの隠しファイルは名前のごとく隠れていて見えない様態になっているので見えるように設定変更しましょう。

macの場合はこちらを参照

windows隠しファイルの表示方法

windowsの場合画面左下のWindowsマークの検索窓より「エクスプローラー」と検索しエクスプローラーを表示させます。

隠しファイル・フォルダの表示方法

続いて左上の「整理」→「フォルダーの検索オプション」を選択

フォルダーオプションより「表示」タブを選択し「詳細設定」より「ファイルとフォルダーの表示」項目を表示するに変更することで隠しファイルやフォルダーが表示されます。

確認すると「.jscsrc」「.jshintignore」が表示されているのでこの2つのファイルを削除することでエラーを回避します。

style.cssのテーマURLと制作者のURLを同じにしない

  • 必須: Your Theme URI and Author URI should not be the same.

_Sのstyle.cssの上部テーマ説明部はテーマURLと制作者URLが同じURLになっています。これらのURLは同じではいけないとのことらしいので、こちらを違うものに変更することが回避しましょう。

あとがき

結果的にこうなります。気持ちい画面です。

テーマテスト合格画面

Wordrepssのテーマ開発を行う場合テーマチェックはこまめに行ったほうがよさそうです。テーマエラーも1つや2つであれば解決しようという意欲も出ますが、サボって最後にテーマチェックを行って数十個のエラーが出てくるなんて事はよくあります。それらをひとつずつ解決していくのはかなり根気の要る作業です。なのでワンアクション行うごとにテーマチェックを心がけましょう。では!