ECCUBEが新バージョン3になってから1年以上がたちました。まだバージョン2での運営が多い中、新規でネットショップを立ち上げるとなるとやはりECCUBE3で立ち上げたいところです。
いきなりサーバーでごにょごにょカスタマイズよりしっかりとローカル環境でやっておきたいところです。
そこで今回はXAMPPPローカル環境にてECCUBE3のインストールする手順をご紹介します。
ECCUBE3をローカルにインストールする手順
インストール準備
xampp/htdocs/以下にディレクトリを作成しECCUBE3構成ファイルのすべてをコピーします。
続いてphpMyAdminにて「utf8_general_ci」でデータベースを作成しておきます。
インストール画面にアクセス
さぁブラウザからインストールしていきます。
http://localhost/ディレクトリ名/html/install/ にアクセスするとインストール画面が表示れます。
ローカル環境へのインストールなので「次へ進む」で進めていきます。
続いてショップサイトの設定を入力していきます。
- 店名
- メールアドレス
- 管理画面ログインID
- 管理画面パスワード
- セキュリティの設定(これが管理画面のURLになります)
続いてデータベースの設定を行います。以下を入力状態にします。
- DBの種類
- DBサーバのIPアドレス
- DB名
- DBユーザ名
- パスワード
ここで注意が必要なのはXAMPPを最近のバージョンをそのまま利用している場合phpMyAdminにパスワードが設定されていません。しかしECCUBEは必ずデータベースパスワードを入力する必要があるのでもし設定されていない場合は以下にてphpMyAdminにパスワードを設定しましょう。
続いてデータベースを初期化します。が、これがすぐには終わりせん。結構ブラウザがグルグルと回り待たなくてはいけません。焦らず待ちましょう。
初期化が終わらずエラーになる場合はタイムアウトによるエラーですので以下のphp.iniを編集しタイムアウトする時間を変更しましょう。
xampp\php\php.ini
1 |
max_execution_time=30 |
1 |
max_execution_time=1800 |
変更後ブラウザの戻るをクリックして再度「データベースの初期化」をクリックししばらく待ちましょう!
インストールが完了するとログイン画面が表示されるので設定したIDとパスワードを入力して管理画面に入室しましょう!
http://localhost/ディレクトリ名/html/にアクセスしてトップページが表示されればインストールは無事完了となります。
XAMPPのphpMyAdminパスワード設定方法【補足】
すでにphpMyAdminにパスワードが設定されている場合はこの項目は読み飛ばしてください。
phpMyAdminにアクセスし【user Acount】をクリックします。
続いて一番下の項目の【Edit privileges】をクリックします。
さらに【パスワードを変更する】をクリックします。
最後にパスワードを2回入力し【実行】でブラウザ上では完了です。
この状態でパスワードは設定されたのですが、このままではどのデータベースにもphpMyAdminの管理画面ではアクセスがエラーとなってしまいますので、XAMPP構成ファイルを少し変更します。
変更するのは以下のconfig.inc.phpファイルです。
xampp\phpMyAdmin\config.inc.php
このファイルの21行目あたり
1 |
$cfg['Servers'][$i]['password'] = ''; |
ここに先ほど設定したパスワードを入力して保存することで設定が反映されデータベースにパスワードが設定完了になります。